過去は塗り替えられる。
「過去は塗り替えられる。」
タイトルは大きく出ましたが、
今回は過去にずっと気にしていたこと。
蟠りは払拭できるということをテーマにしました。
蟠りの解消方法。
わだかまりとは、
と記載があります。
おそらくですが、みなさん何かしらの蟠りを持っていると思います。
過去の恋人とうまく決別できなかったことや、
友人関係で自分の思いが伝わらず疎遠になってしまったなどと
対人関係に置いてそのような思い出を持ってると思います。
◆
私は先日10年間気まずいと感じていた蟠りを払拭することができました。
それは、
小学生の時、
両思いだった子に対して酷いことを言い放って別れました。
同じ中学校に進学し、
廊下ですれ違っても会話はせず、
集団行動時に意識して避けていました。
結局中学校3年間一言も話をせず、意識して避け、
別々の高校に進学しました。
とは言え、
仲良しグループが一緒だった私とその子は、
同窓会や成人式でも何度か顔を合わせる関係でした。
依然としてその内容には触れず、周りも知っているけどいじらない状況でした。
そして10年経った今、中学校の同窓会が開かれ、
またその子との再開を果たしました。
社会人になって初めての同窓会だったので、
どこか自分も社交性に自信を持っていて、
過去のことも気にせず、話しかけました。
ある程度会話をしていると、
周りの友人が、過去の事件(小学校の時から気まずかった話)をいじってきました。
お互い柔軟に流し、その事件を笑い事にしました。
「過去の話題をお互いが笑い話に変える。」
あんなに長い間気にしていた過去の出来事が、
現在でポジティブな話題に変換されました。
私はその瞬間を認識できました。
イメージを払拭できたと認識できた理由は、
1.相手が笑えていることを認識できた。(相手の印象)
2.イメージの齟齬を擦り合わせられた。(内容の不整合是正)
3.私的な悩みから公的な悩みに変換した。(周囲のイメージ操作)
だと確信しています。
笑い話にするのは簡単ではありません。
もし、相手がとても傷を負っていた場合笑い話にすることは
相手を傷つけることになります。
今回のタイトルは大きく出ましたが、
自分と相手の2人で共有していたマイナスの過去は、
それぞれのフィルターを通してイメージを持っています。
その今持っているフィルターをポジティブなものに変えることは可能です。
(今回は笑い話に変えるという方法でした)
これが過去を塗り替えられると感じた出来事でした。
思いの丈のままに書き記しました。