読書は自分を加速させていた。
読書は自分を加速させていた。
自分が感じたことや考えたことが、
本を読むと「言語」となって腑に落ちることがあります。
見城徹さんの"読書という荒野"という書籍でも語られています。
「血肉化した言葉を取得せよ」
まさに言語の獲得です。
※以下言語化と略
言語化は、問題の答えを出せた時のように
悩みであればどこか心を晴らしてくれるし、
喜びであればその喜びがどこからくるかを理解させてくれます。
私は落ち込んだ時や悩んでいる時に自己啓発本を読みます。
お恥ずかしい話ですが、
成功者の本を読み、
"自身の行動が間違っていなかった"
"上司のいう通りだったな、反省しよう"
などと、腑に落ちないことを自分に落とし込んでいました。
私は見城さんの本を読んで、
”言語を取得していたんだ!”
とハッとさせられました。
<これもまた、言語取得でした>
”なぜお前は、
読書が自分を加速させていたと感じるんだ”
私は最大手プレファブ住宅メーカーに勤務しています。
就職した理由は事業の合理性でした。
職人不足や環境不良、長工期によるロスコストの発生など、
社会の問題に対して合理的に問題を事業を進めているという印象を受けたからです。
私は社会人2年目でコンパクトシティ開発業務に従事していました。
この時、自分の中で悩みがありました。
”隣の芝が青く見える"
そうなんです、
隣の芝が青く見える。
私の業務は主にマネジメント業務であり、原価・品質・納期を会社の求める基準を満たすようにチームに指示を出す役割でした。
その一方で私の友人は営業職として営業活動を真っ当し成果をあげていました。
マネジメントの業務は、プロダクト全体の責任を負う上に、
成功して当たり前です。
同僚との評価指標に差がつかないことにも苛立ちを覚えていました。
”見える成果を得たい”
という思いが自分の中で強くなり、
転職活動をしたこともありました。
ですが、
読書を繰り返すことで
価値観のブレがそういう思いをさせていることに気づかされました。
今の業務にも十分な魅力があり、
他者のいいところだけが輝いて見えてしまう。
まさにコンパスを持っていない状況でした...。
"自分がどうありたいかを明確に決める"
私がその時読書をして取得した言葉です。
とても当たり前ですが、
大きなエネルギーをもっている経営者の言葉に重みがのっていました。
自分がどうありたいか?
自分で見つけるのはとっても難しいです。
なので、ロールモデルを見つけるためにこれからもまだまだ読書します。
完