認識diary

見城徹さんの「読書という荒野」を読んで、あまりにも感動して始めたブログです。25歳。社会人三年目。

技術は常に前を向いていた。

今日は「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018」に行ってきました。

 

 

第二次産業の主要産業である製造業や建設業の技術展覧会。

生産性を高めるためのシステムや、

作業を楽にする道具、

環境を整えるための大型設備等最新の技術の展示会が行われていました。

 

 

そして、私の一番の感想は、

「知らない名前の企業がたくさんあること」でした。

 

 

そんなの当たり前だろ?と思う方もいらっしゃると思いますが、

当たり前であることにさえ気づいておらず、感動しました。

 

工場の汚水処理問題を解決するための設備を開発している会社や、

部材の接合部を強固にするためにナットを開発している会社、

小ロット生産に特化したシステムを提供している会社などなど。

 

 

私の世代では、

第三次産業のサービス業(IT、人材、広告)就職が

流行りになっていた印象が強かったために、

BtoBのコアな悩みを解決する、設備会社が多々あることに感動したのです。

 

 

 

「お前はなぜ感動してるんだ」

生産の過程で、

”流行りや生産量のニーズに答えたい。”

そう思った時に設備開発を行ったり、システムを合理化しようと着想すると思います。

 

 

その着想を解決するために、

設備・システムを開発するには非常に労力を割かなければいけません。

<寸法に落とし>

<材を選定し>

<加工・組み合わせする>

 

 

その技術の集積が展示会で発表されていたことに、

”人が悩みを解決するために熱量と労力を割いた成果展示会ではないか”

と思ったわけです。

こんなにも技術は前向きなのか!と感動しました。

※もちろん開発したシステムを周知して、利益につなげるための展示会だということは認識しております。

 

 

 

ECによって生活レベルの製品、

企業はかなり認知度を高め人々の脚光を浴びていますが、

その製品はこうした第二次産業の恩恵を受けていることに気づけてよかったです。

 

 

 

情熱的に製造業を盛り上げようとする企業や製品に対して、

もっと生活者が関心を高めたら日本の産業はもっと加速すると思いました。

そして、少しでもこのような技術や情熱を応援して欲しいと思う気持ちでいっぱいです。